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兵庫パルプ工業株式会社

木質バイオマス発電のパイオニアのイメージ画像

最終更新日:2024.08.07

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木質バイオマス発電のパイオニア

兵庫パルプは、1993年、パルプ蒸解廃液(黒液)を燃料とするバイオマス発電(3号発電)による本格的な電力供給を国内で初めて実現しました。そして2004年には建築廃材を主としたバイオマス発電設備を稼働させ、グリーン電力認定を受けるとともに地域社会への電力供給を増加しました。

バイオマス発電は、安定的なエネルギーが得られる自然エネルギーとして、社会的にもその拡大が期待されています。
兵庫パルプは、廃材等を燃料とする木質バイオマス発電の先駆者として、地球と社会にやさしいエネルギー供給を推進しています。

バイオマス発電設備の現況

バイオマスエネルギーを燃焼させて得られる高温の蒸気を利用して発電機を稼働させ、電気を産み出しています。


5号バイオマスボイラー/パルテックエナジー株式会社
5号バイオマスボイラーは、2017年12月から稼働している兵庫パルプ工業が出資するパルテックエナジー株式会社のバイオマス発電設備です。

未利用材、一般木材、PKSをバイオマス燃料としています。階段式水冷ストーカ方式のボイラーを備えているため、水分の多い燃料でも安定して燃焼させることが可能です。発電出力は22,100kWで、発電した電気は「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の設備認定を受け、電気事業者への売電を行っています。

資源の有効活用を促進し、バイオマス発電を広げていきます。

バイオマスエネルギーは、太陽光や風力を用いた自然エネルギーと比べ、安定的にエネルギーを供給できる大きなメリットがあります。そのため各地で導入が推進されていますが、まだまだ小規模施設による供給が主流です。

兵庫パルプでは蒸発量85t/hのバイオマスボイラー、出力1万8,900kWのタービン発電機を設置し、バイオマスエネルギーにより年間1億3千万kWhを発電。

兵庫パルプが発電する電力のうち、自家消費する電力分の環境価値については第三者機関(日本品質保証機構)よりグリーン電力として認証を受け、「グリーン電力証書」として証書発行事業者(スマートエコエナジー)より販売されています。

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基本情報

企業名 兵庫パルプ工業株式会社
設立 1958年8月8日
代表者名 井川 健三
資本金 6千万円
従業員数 170名(男153、女17)
連絡先 〒669-3131
兵庫県丹波市山南町谷川858番地
電話番号:0795-77-1081
FAX:0795-77-2591
ウェブサイト http://www.hyogopulp.co.jp/

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