電力変換装置や試験器、計測器、電源などの設備、組み込み電源、変成器の開発、設計、製造、販売を手掛ける東京精電。新たに、「定周波定電圧電源CVFT1-D200」（2000VA）の後継機種として「交流安定化電源PH1-200」の販売を開始した。

コストパフォーマンスに優れ、使い易い電源

コストパフォーマンスに優れ、使い易い電源
新製品「PH1-200」は、従来の製品に比べて使いやすさを追求し、機能の簡素化をすることにより低価格化を実現した。また、市場からの要望に応え、アナログメータ・アナログボリュームを採用し、スイッチ・つまみは「周波数切替」「レンジ切替」「出力ON／OFF」「電圧調整ボリューム」の4つだけなので簡単に操作できる。電源としての基本性能は、リニアアンプ方式を受け継いでおり、低ノイズで波形歪が小さく、入力電圧変動・負荷変動に対しても安定した出力を実現している。さらに、工場オプションで400Hz出力にも対応可能。また、カスタマイズ対応により高電圧発生電源や定電流電源としてもライン用、開発用など様々な場面で活用できる。
同社は、今後も顧客の細かいニーズに応えるカスタマイズ製品を多品種少量（1台から）生産体制で対応していく。