ジーエルシーが独自に企画開発した「Smart mirror」は、Android OSを標準搭載し、好きなアプリをインストールして使用できる等身大サイズのタッチパネル式ミラー。鏡は、人間に生活において毎日見るものであり、それを店舗などに置くと、必ずそこを通る人は目を向ける。よって、通常のディスプレイよりも圧倒的に接触率が高くなるという。これまでの「鏡」や「ディスプレイ」の代わりに設置することで、アパレル、化粧品などの店舗、百貨店、美容院、オフィス、マンションなどで顧客に対して新たな体験を提供できる。

鏡×IoTによる未来の鏡

「Smart Mirror」は、「ミライにさわれる先進的なデバイス」をコンセプトとしている。映像が鏡から浮かんで見える新感覚のミラーサイネージの採用や、マルチタッチ対応・カメラ内蔵・各種センサー対応により、「デザイン性」「快適性」「先進性」を追求している。阪急うめだ店のバッグギャラリーに導入された「Smart Mirror」は、ワッペンやイニシャルを入れたバッグのカスタマイズイメージ、コーディネート提案をするソリューションと組み合わせて利用されている。「Smart Mirror」の導入により、オムニチャネルでの購買体験を実現することができる。2020年に向け、年々増える訪日観光客への自動応対なども実現可能で、「Smart Mirror」はアイデア次第で無限の可能性を秘めているデジタルデバイスだ。