急増する非対面サービス需要への対応を支援するとともに、深刻な労働力不足の課題を抱える小売業のデジタルトランスフォーメーションの支援を強化。

AIなどの先端技術を活用したデジタル化ソリューションを提供するジーエルシーが、非密集・非接触需要に対応するソリューションとして、小売業界向けモバイルオーダープラットフォーム「Bopis Cloud」の提供を開始した。モバイルオーダーに必要な機能をワンストップで提供し、レジ・POS、ロッカー等の周辺システムとも連携可能なため現行システムを活かし、最短3か月での導入が可能。

従来より、宅配ロッカー業界のフルタイムシステムのロッカーシステムと連携させ、都内の食品スーパーマーケットにて商品受取ロッカーサービスを展開してきた実績をもとに、非密集・非接触サービス需要の高まりに対応すべく、小売業向けの「ネット注文・店舗受取り」サービスの構築支援を強化していく。
顧客は、必要な商品をスマホアプリで隙間時間で購入し、当日、指定した時間でのロッカー受取りが可能に。買い物に関わる時間を削減し、接触、密集を回避できる。店舗にとっては省人化、省スペース化による収益改善、データ蓄積・活用が期待できるというメリットがあり、商店街、スーパー、ドラッグストア、百貨店、ホームセンター、商業施設等への導入を想定している。

数年前から米国のウォルマート等がBOPIS（Buy Online Pock-up In Store）を始め、米国では定着しているが、日本ではまだまだ浸透してない。しかし、今後の小売商業界において必要なサービスとなるのではないだろうか。