「IS32LT3954」はDC-DCスイッチングコンバータで、降圧型（バック構成）で動作をするNチャネルMOSFETを内蔵している。4.5V〜40Vの広範な入力電圧で、最大3Aの定電流を供給し、単一LEDまたは複数の直列接続のLEDを駆動する。

外部抵抗、RSETはLED出力電流を調節するのに使用され、さまざまなLED構成に対して出力電圧を自動的に調節できる。

スイッチング時は固定周波数モードで動作し、VCCピンとTONピンの間に接続した外付け抵抗により、オン時間（スイッチング周波数）を設定する。スイッチング周波数はスペクトル拡散特性用にディザリングされ、電磁放射エネルギーをより広い周波数帯域に拡散。これはEMI性能の最適化に有効である。

ロジック入力PWM信号をイネーブル(EN)ピンへ印加する事により、LED電流を調節し、LEDの輝度はPWM信号のデューティサイクルに比例する。

真正な平均出力電流動作がサイクルごとに制御されたオンタイム・メソッドを用い、高速な過渡応答にて実現する。

SOP-8-EPパッケージで提供され、熱拡散強化のための露出パッドが付いており、−40℃〜+125℃の温度範囲で、4.5V〜40Vで動作する。