手に持てる量しか運べなかった不便さを解決するために、入れ物（陶器、ざる、籠、布、etc）が必要となったことでしょう。入れ物を手にすると、入れ物のなかで物をさらに分けるためにそれぞれを包んだり、小さい入れ物に入れたりするようになります。これがパッケージの始まりなのでしょうか？

経済社会が発達し、物々交換から貨幣を介しての商取引が始まり流通範囲が広がるにつれ、商品を分けるためだけでなく保護する事を目的とした入れ物が必要になってきます。この入れ物こそがパッケージの始まりではないでしょうか。そして、競合商品と差別化しより売るために、目立たせるべく様々な衣装(デザイン)を着せ始めました。生鮮食品はパッケージの保護能力より、流通方法の進歩がより重要な役割を果たしていると考えられますが、加工食品はパッケージの商品を保護する力がより必要となり、様々な形態が考えられてきています。

当社はパッケージ本来の目的、「商品を安全に、安心して消費者の皆様にお届けする。」を見失うことなく、真摯に物づくりに励み続けてまいります。

安心してお使いいただけるパッケージづくりを通し、
食の安全性を守るお手伝いをさせていただくことで、
社会に貢献いたします。