綜研テクニックスは、㈱サムソンとの共同開発により誕生した「ねつばいくん」が熱媒ボイラーのスタイルを変えてくれると大きな注目を浴びている。

エネルギーのロスを無くして無駄のないスマート熱媒供給システム

「ねつばいくん」は、高性能でコンパクトな排熱回収ユニットを搭載し、熱効率90％以上の低燃費と、排出されるＣＯ２ガスの24ｔ／年削減（当社比）を実現。更に、大容量の熱媒加熱システムにも対応できるよう、専用の台数制御システムにより、１台の台数制御盤で最大16台の「ねつばいくん」を集中制御できる仕組みを構築し、使用負荷に応じて必要な台数のボイラーを稼働。最大効率で優れた負荷追従性を実現すると共に、故障や不具合発生時にバックアップ運転が可能なため、顧客の生産を停止せず継続することができる。

ワンタッチ全自動運転でコントローラが自動で運転制御

また、簡易ボイラーであるため、多缶設置による大容量熱媒加熱システムにおいても、ボイラー技士などの取扱い資格や法定検査は不要。