テープ研磨専業装置メーカーであるサンシンは、研磨テープ式超仕上げ研磨装置の開発・製造を行っている。研磨テープの技術には研磨フィルムを随時巻き取りながら使用し、内径・外径・凹凸平面・R面などをナノ単位で研磨が可能。既に外径・平面・球面・曲面などあらゆるタイプの装置が開発されている。

ナノからミクロンまで。　広がる無限の可能性

ラッピングテープの種類は＃600〜＃20000まであり、表面粗さ0・02μまでの超精密仕上げを実現。面粗さのバラツキがなく、ナノレベルの細かさで目を均一に仕上げる技術は同社独自のものであり、表面粗さ加工と同時に微細なバリ取りも可能である。装置は、運転・研磨材の交換が容易で高い熟練度を必要とせず、大幅な作業時間短縮・加工効率向上につながる。
乾式・湿式研磨の選択が可能であり、研磨加工における粉塵が微量なため、クリーンな作業環境での装置化に貢献している。