中央精機は、両頭側面加工機、APC付き両頭側面加工機、NC小型プラノミラー、変・減速機械、専用工作機の製造を行っており、設立50周年を迎えた。設立時からスピーディな開発力、ベクトルを全員が合わせた結束力を強みに、時代の変化に機敏に対応した独創技術で機械設計に取り組んでいる。

高知から世界に向けて技術発信

同社は、「物まねはしない」「アイデアの無い設計はしない」「独創の技術で開発を目指す」姿勢で他社に無い特長を有している。例えば、小物専用両頭側面加工機「ＣＳ３００Ⅱ」では、簡単操作と自動運転でコスト削減に貢献し、多品種少量にも適応。据え付け約５㎡の小型ならではの俊敏さでアイドルタイムの短縮が図れるなど、様々な技術とアイデアが盛り込まれている。

さらに、同社の機械の操作画面は多言語に対応しているため、国内外で違和感なく操作ができ、中国、韓国をはじめ、東南アジアに製品を輸出しており、現地会社とのメンテナンス契約により、海外での機械トラブルにも迅速に対応できる体制を整えている。

今後も、側面加工における高い品質と精度を実現し、国内外の顧客の満足度を高めていく。