廃液汚泥には高タンパク質、高粘性物質、油脂、有機物質、強い臭気のアンモニア、微細切粉、微細砂などが含まれている。これにより、フィルターの目詰まりや悪臭トラブルの原因になっている。そこでショウワ洗浄機は、高圧廃液洗浄機を開発した。

独自技術である高圧ジェットバブル洗浄

高圧廃液洗浄機は、80Ｋのジェットキャビテーション効果を用いた高圧ジェットキャビティ技術（少量の水を高圧にて最大の効果を創る高水圧の応用技術）にて廃液汚泥の高粘性タンパク質やアンモニア等をスピーディーに分離分解除去することができる。後処理の固液分離や脱水工程の目詰まり・悪臭処理もなく、低コストで廃液汚泥処理が可能となる。また、洗浄後の高濃度廃液は高速排水ろ過装置にて、ろ過処理ができる。
ろ過装置も従来の活性汚泥法と異なり薬剤を使わないため、薬剤と活性汚泥の廃棄物処理にかかる費用を削減し、ランニングコストを大幅に抑えることができ、排水を貯蔵せずに処理を行うため悪臭の大幅な軽減が可能となる。