アイコンヤマトは、点群データ・オルソ画像等を基に図化を行う、平面図作成代行「図化サービス」を開始した。ドローンやレーザースキャナの普及により、測量作業の省力化に取り組まれているが、計測によって得られる点群データを使った図化作業は、従来から技術者が行う作業である。図面を作成するためにはパソコン上で何の点であるかを判断し結線する必要があり、作業が複雑であること、技術者が高齢化してくる中、技術の継承等に大きな課題がある。同社では、顧客がドローン等によって計測したデータを送るだけで、AIを活用して最短2日で図化を行う「図化システム」を開発した。屋根や道路を自動で識別して結線でき、平面図作成の簡素化・効率化を図ることができるようになる。顧客からの依頼を重ねることでシステムの精度を高め、今後３年程度で完全自動化する見込みである。

本サービスにより、建設・測量業界の人手不足解消・生産性向上・働き方改革を実現する。