創業以来培ってきた知識と経験、そして最先端のテクノロジーを駆使し、小林ダイヤは耐久性に富んだ低抵抗型刃物を追求してきた。定番商品の大量生産を行っておらず、切削する製品を見据えて一品一様オールカスタマイズで刃物を設計し、製品づくりをする。要望に合わせた提案を基盤に、刃物のエキスパートチームがあらゆるニーズに対応する。取り扱っている99％がダイヤモンド工具。社内の小集団活動によって生み出した新型刃物を、毎年刃物コンテストを行なって評価し、これを市場にリリースしている。更に同社の対応分野・対応材料・製作工具種類は多岐にわたり、建材やプリント基板、非鉄金属、自動車部品、樹脂、CFRPなどの新素材にも対応している。

設備も非常に充実しており、NC放電加工機25台、CNC工具研削盤4台、レーザー加工機1台、工具研削盤16台など、生産力も強みとなっている。今期６月にも新たに設備を複数購入しており、これからも多くの設備と卓越した技術を用いて製品を進化させていくことだろう。