「水溶性可食フィルム」を開発し、食品・化粧品・医薬品など様々な分野に展開しているツキオカフィルム製薬が、同技術を活かして2020年8月に「くだものフィルム石けん」の販売を開始した。

従来の紙石けんと比べて、溶けが良いため手に残りづらく、洗顔にも使えるほどのきめ細やかな泡立ちが特長。出先でも携帯しやすいポケットサイズだから、駅の手洗い場や公園、アウトドアなど様々な場所で大活躍し、フルーツの香りを楽しみながら手洗いを習慣化できる。現在は桃の香りのみの販売だが、コロナ禍での受注増加を受けみかんと洋なしの香りのフィルム石けんも開発中。

また、要望に応じて厚さやサイズ、形、色も自由に変更でき、フィルム表面にエンボス加工を施すことも可能。好みのデザインを楽しんだり、企業のロゴやキャラクターをエンボスすれば広告・宣伝ツールとしても活用できる。
同社は、食べるフィルム、塗るフィルム、泡入りフィルムと「水溶性可食フィルム」の可能性を引き出し、今後も幅広い分野に展開していく。

第11回化粧品開発展【東京】

会期：2021年1月13日〜15日
会場：東京ビッグサイト
OEM・ ODM
ゾーン15-8