シュレーディンガーは、独自の物理計算プラットフォーム技術で、材料開発のスピードをアップさせる高度なソリューションを提供している。

材料開発のプロセスを大きく変えるマテリアルズ・インフォマティクス（ＭＩ）が注目されている。効率的な材料研究を実現するには、データを活用できる形で蓄積し、計算で欠損を補い、活用基盤を幅広いユーザに展開することが重要で、それまで不可能と考えられてきたことが実現する。

同社の「ＬｉｖｅＤｅｓｉｇｎ」は、機械学習のためのデータを記録・蓄積し、足りないデータを物理化学計算で補完、機械学習の自動化、解析手法と結果を共有するという一連の作業を統合的に実施することができるため、ＭＩの基盤にすることを推奨している。シンプルなインターフェースで、最低限の利用法を覚えれば、計算化学ビギナーの方でも安心して利用できる。材料開発にかかる時間を大きく短縮するだけでなく、想像もつかなかった新しい材料の発見も可能となるだろう。