補修技術設計（東京都江戸川区）は、構造物点検や監視用途に最適なドローン「Ｓｋｙｄｉｏ２+」の販売を２０２２年10月より開始した。すぐに建設会社、建設コンサルタント会社、橋梁点検業者からの反響があり、注文や問い合わせが相次いでいる。

全方位障害物回避が可能!インフラ点検に最適なドローン

米国Ｓｋｙｄｉｏ社製のＳｋｙｄｉｏ２+は、一般の大型ドローンで課題となっている狭い場所の調査が可能である。機体上下にある６つのカメラによるＶｉｓｕａｌＳＬＡＭ技術を搭載しているため、機体自身が３６０°周囲を確認し、機体周辺の状況を把握することができ、障害物に対し優れた回避機能を備えている。また、橋梁の下のような非ＧＰＳ環境においても安定した飛行が可能である。熟練した操作技術や経験を必要としないことは、構造物維持管理分野でのドローン活用を促進する上で大きな利点である。Ｓｋｙｄｉｏ２+で得たデータは、３Ｄ技術を活用することでＢＩＭ／ＣＩＭの効果を発揮する。Ｓｋｙｄｉｏ２+と３Ｄ技術をうまく連動させることにより、ワークフローの改善や将来のＤＸへの展開が可能となる。

補修技術設計は、点検から計測まで幅広い分野でＳｋｙｄｉｏ２+を活用している。同社のノウハウや経験を活かしつつ、基本操作に留まらず実際の橋梁点検や調査、計測目的での活用方法までのサポート体制が充実しているところが強み。安全性の高い作業、業務の効率化を目指し、社会貢献の一翼を担う。