小水力発電は身近で利用しやすく、非常に大きなポテンシャルを持った発電として各地で導入が進んでいるが、水車に流れ込むごみが安定した発電を妨げるといった課題がクローズアップされている。

日本エンヂニヤは、水道水の取水確保と安定供給をサポートしているＷＳＳウォータースクリーンの技術を応用した除塵装置「ＪＪＳ」シリーズを開発した。ＪＪＳの最大の魅力は、除塵性能。河川などから流れ込んだ落ち葉や土砂などによる取水口の閉塞を防ぎ、安定した取水量を維持できる。小水力発電に用いることで、安定した発電と維持管理の負担軽減が可能になる。

電気や動力がなくても使用でき、可動部がないため故障のリスクがほとんどない。目詰まりしにくい独特な構造と特殊スクリーンを使用しているため、継続的に取水が可能になる。水車のトラブル減少により、水車稼働率が大きく向上し、発電量が大幅に増加。メンテナンスは、３か月に１回程度デッキブラシなどでスクリーン表面を清掃するだけの簡単作業のみ。

RENEWABLE ENERGY2024

会期：２０２４年１月31日〜２月２日
会場：東京ビッグサイト 東７・８ホール
小間番号：7L–20
出展ブース : 水力アカデミー