スタビセメントＲＣ工法 + スーパーシナヤカファルト

地震に強く、傷んだ舗装のリサイクルが可能な路上路盤再生工法「スタビセメントＲＣ工法」と、合材の製造温度を従来品から低減した長寿命化舗装用改質アスファルト「スーパーシナヤカファルト」を組み合わせて施工することで、「強くてしなやか」（レジリエンス）な道づくりに貢献。
ニチレキでは、リサイクルや長寿命などのさらなる性能･機能を「プラス」する「足すテナビリティ®」を推進しています。

スタビセメントRC工法

傷んだ舗装を現位置で破砕し、アスファルト乳剤とセメントを加え混合・転圧することで、たわみ性に富んだ強靭な路盤を再構築する路上路盤再生工法です。セメントの強度にアスファルトの粘りを「プラス」することで地震の揺れに強くなり、防災・減災といった効果が期待できます。また、以前は廃棄するしかなかった傷んだ舗装をその場でリサイクルすることで、従来の「打換え工法」と比較して廃材の発生量を80％以上減らすことができます。

スーパーシナヤカファルト

手で曲げられるほどの柔軟性と、交通荷重に耐えうる強靭性を兼備した長寿命化舗装用改質アスファルトです。合材の製造温度を従来品の180℃から約50℃低減する機能を「プラス」することで、燃料消費により発生するCO₂排出量を約22%削減することができます。さらに、スタビセメントRC工法と組み合わせることで、50年間の舗装のライフサイクルにおけるCO₂排出量を約49％削減できます。