電線の開発からケーブル、電子部品など、グローバルな事業を展開しているＴＯＴＯＫＵのマイクロウェーブ用同軸ケーブルアセンブリ「Ｗａｖｅｍｏｌｌｅ」は、ＤＣ～１４５GHzをカバーするフレキシブルなケーブルアセンブリ。減衰・反射が低く、高信頼性の信号伝送・評価・測定が可能。プラグジャック変換／異種コネクタ変換タイプ、アングルタイプ、柔軟アーマータイプなど端末コネクタのバリエーションが豊富で、１本から指定の長さでの注文が可能。

また、高性能同軸ケーブル「ＲＵＯＴＡ」は、高周波、高速伝送、長距離通信に優れた、細径軽量で柔軟なケーブル。温度変化に対して位相変動が少なく、ケーブルの細径化・低損失化により、基地局装置の小型化や省電力化に貢献する。サックアウトフリー、極小ＳＫＥＷなどの厳しい特性が要求される半導体テスタ、次世代映像インターフェース、５Ｇ機器、Ｖｉｒｔｕａｌ Ｒｅａｌｉｔｙ機器などの用途に適している。

昨年、東京特殊電線から〝ＴＯＴＯＫＵ〟に社名を変更。同社では「第二の創業」と位置付けている。今後も独自の技術開発・付加価値の創造で、より幅広い分野の顧客ニーズに応えるグローバル・ニッチ企業を目指す。