洗浄と環境のベストパフォーマンス

タイセイクリンケミカル株式会社は、40年以上の歴史を誇る不燃性洗浄剤向け洗浄機専業メーカー。標準洗浄装置「クリンベスト」は８００台以上の納入実績を持つ縦型密閉式洗浄機の代名詞と言われている。

最も特長的な「ウルトラヒート」は、溶剤の蒸気雰囲気温度を上昇させ、ワークの温度を溶剤の沸点以上に加温する装置で、乾燥性の大幅向上、タクトの短縮となり生産性向上を可能にする。さらに様々な省溶剤システムにより、作業環境濃度は５ｐｐｍ以下と低く、労働安全衛生法などの規制を遙かに下回る濃度となっている。クリンベスト洗浄機と不燃性洗浄剤の組み合わせは、好適な洗浄・乾燥効果・作業環境を実現し、地球環境への負荷とランニングコストを低減。また、炭化水素系洗浄剤と比較して洗浄時間・電気代を大幅に削減できるので省電力なほか、ＣＯ２削減も実現する。環境のことを考慮している企業や、洗浄工程の歩留まりに課題を持つ企業にオススメだ。

クリンベストの進化版「クリンベスト ＺＥＲＯ」

クリンベストＺＥＲＯはウルトラヒートとウルトラクール（超低温による低濃度の溶剤回収機能）を持ち合せ、溶剤の大気放出量を限りなく減少させる機構となっている。更にウルトラボイル（煮詰機能）を追加し廃液から溶剤を再利用する事が可能となった。ウルトラヒート、ウルトラクール、ウルトラボイルを「ウルトラ３兄弟」としてアピールしていく。

「クリンベストＺＥＲＯ」は、フッ素系洗浄剤の消費量が大幅に減少する。また自動搬入搬出口にコンベアの設置が可能となり生産量の多い方に最適。

12月３日から開催される「２０２５洗浄総合展」では、「クリンベストＺＥＲＯ」の実機を展示する。興味のある方は是非、足を運んでみてはいかがだろうか。