ジーティエヌは、プリント基板・ＤＣ電源・各種モーターといった装置電気部品・モーター・メカトロ部品などの修理を手がけており、大切な機器を末長く使用するためのメンテナンスサポートを展開している。

従来、装置内の電装品が壊れた場合、当該部品の新品への交換や装置の更新により対処するのが主流だった。しかし、その都度高額な費用が掛かることから、考え出されたのが電装品の修理による装置の延命事業。長年の努力によって積み上げてきた技術ノウハウの蓄積によって、単なる産業廃棄物だった壊れた電装品のリユースを確固たる事業にした。

リユースによる廃棄処分品の低減は、地球環境の保全というエコ活動の一環として大きな社会貢献にもつながっていることは評価される。脱炭素社会に向けてクリーンエネルギー化が進み、ビジネス環境もまた変化しつつある中でも、リユース事業のベースになる『ものづくり』は変わらないだろう。

現状の装置を出来る限り長く使い続けたい、という要望に応え、一つでも多く修理ができるように新設した同社東京リペアセンターでは、従来まで対応不可能であった電装品の修理技術開発にも注力し、さらなる信頼・安心・満足を得ることができるよう取り組んでいる。