作業現場内の複数個所で暑さ指数を連続測定しリアルタイムでクラウドに送信・一元管理できるシステム「暑さ指数ウォッチャー®」

クラウドシステムにより、いつでもどこでも作業環境のWBGT※情報を把握
親機に集められた計測データ（温湿度、黒球温度）は、LTEやEthernetでクラウドシステムへ送信され、複数箇所の暑さ情報を一元管理します。暑さ情報は、モバイル機器等によりリアルタイムに確認ができ、予め設定しておいたWBGT基準値を超えると管理者にメールにて警告を促します。
※WBGT(Wet-Bulb Globe Temperature：湿球黒球温度）
熱中症を予防することを目的として、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目し、人体の熱収支に与える影響の大きい(1)湿度、(2)日射・輻射など周辺の熱環境、(3)気温の3つを取り入れた指標。
「暑さ指数ウォッチャー」は、電子式WBGT測定器であり「温湿度センサー」、「黒球センサー」を用いてWBGTを計算しています。

独自の無線ネットワークの構築により、長距離のデータ通信に対応
子機で取得した計測データはLoRa方式の無線通信により親機へ送信します。また、無線通信の周波数は920MHz(LPWA)で、長距離間でのデータ通信が可能。これにより、中継用の子機台数が削減され、導入コスト低減が実現できます。

本⼯業規格（JIS B 7922）に準拠した黒球センサー搭載
暑さ指数を高い精度で４段階評価
本業規格（JIS B 7922）に基づきWBGTを⾼い精度で計測し、作業強度等の与条件に応じたWBGT基準値を⾃動設定する等、優れた性能を有しています。また、作業現場内の複数箇所に設置される子機は、コンパクト且つ防雨仕様で屋外での設置も可能です。